市議会 注目の発言
入曽駅関連議案が審議されている今回の市議会(令和5年第一回定例会)の一般質問における、注目の発言を整理してお伝えします。公式記録である議事録作成前のため、傍聴者がとったメモを基に発言を掲載します。
駅舎より子どもたちに学校を
入間川東小と中央中は児童生徒数増加で課題が多い。
校舎を1校整備するのにどのくらいの費用?
補助金等を活用して市の負担は13億2,000万円
入曽駅の議案で市の負担は40億円程度。単純計算で2校整備してもおつりが来る。
小谷野市長は2校同時となると現在の財政状況では慎重な検討が必要と言った。
慎重な検討をするなら、鉄道事業者に駅舎等をプレゼントするより優先して、未来を担う子どもたちに学校をプレゼントしていただきたかったと思い残念。
3月8日 一般質問(入間川東小学校・中央中学校について)
スケジュールありきの駐輪場移転
西口の駐輪場を廃止して駅前広場を造る計画。
駐輪場の代替地のめどはついたか?
利用者の利便性を最優先に、西側で駅に近く必要な条件満たす用地を確保するため関係権利者との交渉進めた。
農地法の制限、接道状況、権利者の意向等で選定には至らなかった。
このような状況、整備事業のスケジュールに合わせて、利用者へのサービスを止めることなく代替駐輪場に移行するため、
必要条件を満たす唯一の市有地を候補地として議案上程した。
ここの提示は今までなかった。
(駅から遠く県道横断が危険なことから)市としてもこの土地はさすがにいい代替地とはなかなか言えなかったんだと、そういうふうに認めているのではないか?
3月8日 一般質問(入曽駅周辺整備事業について)
焦らずじっくり住民の声を
全国的には、まちづくり協議会など、自治体・住民・有識者などでつくった協議会で大きな成果。
数十年に一度あるかないかの今度の計画。
焦らずじっくり住民の声を反映したみんなに喜ばれる計画を作成することを求める。
住民の求めるという説明会については、現時点で拒否しているようだが、これからも住民や議員から要望出ると思う。
ぜひ検討していただきたい。
3月8日 一般質問(入曽駅周辺整備事業について)
説明はパブリックコメントの回答で
(鉄道側に負担を求めない)費用負担割合や交通問題について広報してきたか?
パブリックコメントの実施時に頂いたコメントへの回答で説明している。
これはホームページでも出している。
問い合わせにも説明している。
事業PR紙に歩車分離の道路整備を説明していて、全戸配布している。
3月10日 一般質問(入曽駅橋上駅舎自由通路について)
最終決定者は誰?
(事業の)最終決定者は誰か?
市としての政策決定は、政策調整会議、政策会議、庁議を経て市長決済で決定。
行政としての意思決定は今言ったとおりだが、今回のように多額の費用が見込まれる事業では、市としての最終決定は市議会の議決によるものと考えている。
費用を全額負担とした最終決定者も、このままでは議会の議決になってしまう。事業の最終決定者が市長だと答弁しない理由はなぜか?この答弁は事業決定の最終責任は議会にあると聴こえる
3月10日 一般質問(入曽駅橋上駅舎自由通路について)
注釈
猪股議員と田中議員の写真はご本人提供。小谷野剛市長の写真は狭山市ホームページより。金子議員は発言内容のみご承諾を頂いています。