西口新駐輪場に関する要望書を提出

入曽駅新西口駐輪場の全体像
駅から徒歩5分半の住宅街に広がる新しい西口駐輪場
県道8号川越入間線と市道B314号線の交差点の横断歩道
見通しが悪いなか自動車のスピードも出る
県道8号川越入間線と市道B314号線の交差点の横断歩道
新しい西口駐輪場から県道8号川越入間線に出る自転車
新しい西口駐輪場から県道8号川越入間線に出る自転車

入曽まちづくりの会は9月20日、要望書「入曽駅西口駐輪場に関する安全対策の要望」を狭山市に提出しました。これは、9月1日に完全移転した新しい西口駐輪場について当会が現地の混雑時の状況を継続的に確認し、また、周辺住民との意見交換を受けて当会がまとめたもので、危険性の改善や住民・利用者への周知を求める内容の要望です。

また、同日同様の陳情書を狭山市議会にも提出しました。

私たちは今後も、入曽駅周辺整備事業が少しでも安全で理解あるものになるよう関係者への働きかけを粘り強く続けてまいります。これからもみなさまのご支援をよろしくお願いいたします。

件名

入曽駅西口駐輪場に関する安全対策の要望

内容

要旨

入曽駅西口駐輪場に関する安全対策として、以下の項目について対策をしていただくようお願い申し上げます。

  1. 県道川越入間線と市道B314号線の交差点への交通信号の設置、又は横断歩道を明示する標識・照明の増強
  2. 1の対策が行われるまでの間、同交差点への継続的な交通指導員の配置
  3. 入曽駅西口駅前広場予定地南側の駐輪場としての活用
  4. 住民や利用者への情報提供

理由

1. 県道川越入間線と市道B314号線の交差点への交通信号の設置、又は横断歩道を明示する標識・照明の増強、
2. 1の対策が行われるまでの間、同交差点への継続的な交通指導員の配置
  • 新駐輪場から入曽駅への経路上にある県道川越入間線は交通量が大変多く、カーブ上に横断歩道があり視認性が悪く危険性が高いため。
  • 駐輪場の主な利用者が県道の南側から来場しており、自転車と歩行者の動線が錯綜しており危険なため。
  • 狭山市の事業で「安全性の向上」を第一の目的としたはずの入曽駅周辺整備事業により、第11自転車駐車場が閉鎖されたために生じた問題であり、狭山市が主体となって安全対策に取り組むべきであるため。
  • 同交差点は、駐輪場から入曽駅への経路上にあるだけでなく、入間野中学校生徒の通学経路上にあり、恒久的な対策が求められるため。
3. 入曽駅西口駅前広場予地南側の駐輪場としての活用
  • 入曽駅西口駅前広場予定地南側は、市有地でありながら駅前広場完成後も活用が未定である。入曽駅周辺の駐輪場は東口に偏在し、西口には限られた箇所しかないため、第11自転車駐車場の閉鎖により駅西側から駅東側への自転車交通が増加し、入曽駅周辺整備事業の目的の一つである踏切の交通量の減少が見込めないばかりか、かえって増加しており、早急な対策が求められるため。
4. 住民や利用者への情報提供
  • 本駐輪場移転に関して、周辺の学校(入間野小学校、南小学校、入間野中学校)に十分な情報提供がなされておらず、危険性の周知が不十分なため。
  • 県道川越入間線と市道B314号線の交差点に限らず、入曽駅周辺には危険な個所が多数存在する。本駐輪場の移転を機に改めて住民、利用者に注意喚起することで事故の予防を図るため。