みなさまへメッセージ

入曽駅北端に沈む夕日

※署名活動は用紙署名・オンライン署名ともにこれまで通り継続していきます。

議案可決を受けて

狭山市民の皆様を初め、狭山市にルーツを持ち一時的に市外で暮らす皆様、通勤・通学で入曽駅を利用する皆様、そして将来の狭山と関係を持とうとお考えの皆様、これまで入曽まちづくりの会の活動にご理解と延べ2,410筆の署名と共に貴重なご意見及びご要望をいただき心より感謝申し上げます。

「入曽駅周辺整備事業」は、事業そのものに多くの問題と課題があり、さらには市長初め執行部の業務の進め方の杜撰さや市民への説明責任の欠如、市議会のチェック機能の弱さなど、看過できない状況に多々ありました。私たちは、独自調査とこれまで寄せて頂いた専門家含めた皆様のご支援を力に、市長・執行部は元より市議会議員に問題提起含め要望・情報提供を行ってきました。

しかしながら、3月17日、西武鉄道入曽駅の橋上駅舎化・東西自由通路整備(税金45.3億円)、駅西口駐輪場移転に関する議案が市議会の賛成多数をもって原案通り可決されました。これらの議案可決は署名の要望事項のすべてを否定するものではありませんが、重要な部分を占めている内容であり、私たちの活動が行政と今の議会を動かすに至らなかったことを誠に申し訳なく思います。私たちの要望の具現化の道のりはより厳しくなりますが、引き続き、入曽駅周辺整備事業が適正に進められるように、出来る限りの活動を続けてまいります。

これまでに皆様から頂いた署名は決して無駄なものではありませんでした。不十分ながら市の姿勢に変化ありました。署名の力で態度を変えつつある議員もいます。私たちは市民一人ひとりの力を信じ、署名活動の輪をさらに広げていきたいと考えておりますので、以前に増してご支援ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。

最後になりますが、4月には市議会議員選挙があり、6月議会は新たに選出された議員でスタートします。真に入曽の事を考えている議員は誰か、市長・執行部をチェックできる議員は誰か、ぜひ熟慮の上行動していただければと思います。

2023年3月21日
入曽まちづくりの会代表
田中 壽雄