市議会に陳情書を提出
入曽まちづくりの会は9月9日、陳情書「現在の駅舎(改札口)を活かし安全対策を強化した入曽駅周辺整備の要望」を狭山市議会に提出しました。同書は、私たちがすでに狭山市宛てに実施している署名の趣旨を改めて記述し、市だけではなく市議会にも働きかける内容です。
私たちは引き続き署名活動の拡大や駅周辺の安全策強化を目指した取り組みを進めてまいります。これからもみなさまのご支援をよろしくお願いいたします。
件名
現在の駅舎(改札口)を活かし安全対策を強化した入曽駅周辺整備の要望
内容
要旨
狭山市に下記の事項の実行を促し、狭山市議会からも必要な措置を講じて頂きますようお願い致します。
- 入曽駅現改札口の存続、橋上駅舎化は中止
- 駅周辺の安全対策・利便性向上策の促進
(駅周辺の道路・通学路の安全対策の実施 ①駅前への自動車流入防止対策、②歩道設置、 ③南東側ロータリー新設、④駅南側の踏切拡幅、⑤十分な台数の駐輪場確保 等) - 東西自由通路は住民の意見を踏まえた検討
理由
- 駅自体がバリアフリー化、耐震補強も施された使い勝手の良い駅です。6億円もの税金を投じて取り壊すことは無駄です。意義がありません。
- 橋上駅舎とは単に線路上に改札口を設置することであり、駅前の改善と無関係です。橋上駅舎化で無駄な昇り降りが生じ、ホームまでの距離が長くなり、 不便になります。
- 駅周辺の歩行者と車両の安全対策は必要不可欠で、早急な対策が求められます。 (線路脇や道路幅が一定以上ある区間へのできる限りの歩道設置、駅南東側バス転回場、旧農協駐車場を活用した駅送迎車転回場設置などあらゆる手段を活用)
- 狭山市自身が危険とする入曽停車場線の歩行者が、狭山市自身の予測で2879人/12hから3067人/12hへと増えるなど計画に重大な欠陥があります。-(参考1)
- 現計画では、商業施設から駅前への自動車流入の危険性があり、周辺の交通量も約10%増加します。-(参考2)
- 東口駅前への送迎車の約74%が駅南側から来ます。駅前への自動車流入を防ぐには駅南東側にもロータリーが不可欠です。-(参考3)
- 駅南側の踏切(B349号線と西武線の踏切)は、旧入間中や、現在も南小の通学路として長年利用され、少なくとも10年以上前から拡幅等改良の要望がされており、国交省の方針見直しで道路幅員以上の拡幅が可能となりました。-(参考4、参照5)