特集 教えて議員さん!一問一答

4.覚書・基本協定

西武線の写真

覚書について

4-1.
住民説明会開催中に合意形成が図られていない中で、狭山市による債務負担行為が想定される西武鉄道(株)と覚書を締結したことについて疑問はありませんか? <選択式(はい/いいえ)-その理由:記述式>

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田中寿夫はい。
疑問だらけです。
 まちづくりは住民の意向を十分調査し、議会の同意があって進めるべきものです。債務負担行為についても議会に諮らず事業を進めたことを指摘し、私が監査請求を提出したため、裁判になった時の予防として遡及の禁止があるにも関わらず、債務負担行為の議案を遡って議会に提出してきました。法令違反にも関わらず、残念ながら議会は多数決でこれを承認しました。この点は訴訟の中で主張していく所存です。
衣川千代子はい・住民に知らせる前、市議会にも諮らずに「覚書」って考えられないし、大きな問題です。
大沢えみ子はい・疑問というより大いに問題です。この問題は当時、議会でも大きな問題となり、委員会で部長が謝罪しています。会の皆さんの資料に指摘もあったように、国のガイドラインでも鉄道事業の負担が求められているのに、そうした交渉の努力もなく、全額負担を提示したことは問題です。
猪股嘉直はい疑問がある。市長には何でもかんでも勝手に決めて行う権限は与えられていない。議会がチェックし、議会に諮り許可を得て行うのが当たり前。議会無視も甚だしい。
会派としての回答:公明
(綿貫伸子・広山清志・加賀谷勉・齋藤誠)
いいえ
疑問はありません
入曽駅周辺事業は市が進めていた事業 なので、覚書の締結に疑問が出ること はありません。
会派としての回答:はつらつ創造
(金子広和・西塚和音・大島政教・中村正義)
(債務負担行為としての議決)会派として反対した。
会派としての回答:改進
(三浦和也・笹本英輔・福田正・太田博希)
質問が不適切である。

4-2.
「覚書」が議会で同意された形跡はありません。議会の合意ない多額の税金が投入される事業が市長の一存で進行することは議会軽視であり、議会に報告も承認もされなかった事は妥当だと判断していますか? <選択式(はい/いいえ)-その理由:記述式>

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田中寿夫いいえ。
決して妥当ではなく、これを問題提起をしない議会は議会の役割を果たしておりません。
 将来的に大きな支出を伴う事業について、実施する前に議会の同意を求める必要がある。これは2元代表制の根幹であり、議会の同意がないまま事業を進めることは議会軽視そのものであります。
衣川千代子いいえ・当時の委員会で「報告がない」と問題になったそうです
・多額の税金を投入する事案を、市民にも議会にも内緒で結んだことは、議会を軽視しているというふうに思われても仕方がないことをやってしまったと思う
大沢えみ子いいえ・重大な問題だと認識しています。予算の執行権は首長にありますが、権力が暴走しないように監視するのが議会の役割です。よく「首長と議会は車の両輪」等と例えられますが、近年では、両輪ではなく「議会はブレーキ」の役割とされています。もちろん良い施策であればアクセルを踏めばよいのですが、議会はいつでもブレーキがかけられるよう、チェック機能としてのその役割を認識する必要があると考えますが、現状で議会がそうした機能を十分に果たしていないことにも問題があると捉えています。
猪股嘉直いいえ4-1の答えと同じ。
会派としての回答:公明
(綿貫伸子・広山清志・加賀谷勉・齋藤誠)
覚書について、委員会で説明がありました。
会派としての回答:はつらつ創造
(金子広和・西塚和音・大島政教・中村正義)
会派としての回答:改進
(三浦和也・笹本英輔・福田正・太田博希)
妥当である覚書は議決案件ではなく、行政の執行権の範囲内で行われている。
また、覚書を交わしたことは市議会建設環境委員会に報告されており、議会軽視との指摘は不適当である。

基本協定について

4-3.
「西武鉄道新宿線入曽駅における東西自由通路等の整備及び橋上駅舎化に伴う鉄道施設の改良に関する基本協定書(2019.4.26)」を議会で可決・承認されましたか? <選択式(はい/いいえ)>

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田中寿夫いいえ。そもそも議案が未だに提出されていません。
衣川千代子いいえ
大沢えみ子いいえ
猪股嘉直いいえ
会派としての回答:公明
(綿貫伸子・広山清志・加賀谷勉・齋藤誠)
いいえ
協定書自体が、可決されたり承認されたりする議案ではない。
会派としての回答:はつらつ創造
(金子広和・西塚和音・大島政教・中村正義)
会派としての回答:改進
(三浦和也・笹本英輔・福田正・太田博希)
いいえ(議決案件ではない)